小笠原諸島では、3つやりたいことがありました。
その2~国産コーヒーを味わう。体験する。


コーヒーは赤道付近のいわゆる「コーヒーベルト」を中心に栽培されています。
でも実は、日本国内でも沖縄や小笠原諸島で生産されている・・・というのを知り、
是非国産のコーヒーを味わってみたいと思いました。

お邪魔したのは野瀬農園さん。コーヒーの歴史を学んだ後、実際に木から摘み、焙煎し、飲ませていただけるツアーがある!・・・という事で参加させていただきました。

小笠原は日本のコーヒー栽培発祥の地。明治時代から既に生産されていたそうです。
しかし、第2次世界大戦で敗戦後、小笠原諸島はアメリカの領土に。島で暮らしていた人も強制的に
引き上げさせられた為、コーヒー農園もそのままに・・・
1968年に日本に返還され、戻った際に野生化したコーヒーの木を発見。その実から苗木を作って
栽培を再開された・・・との事。


そんな戦火を越え、脈々と受け継がれた、コーヒーの木。
サクランボのような赤いのがコーヒーの実で、中に種が入っています。これがコーヒー豆になります。


乾かした種を棒でついて、さらに薄皮をはがしていく・・・すべて手作業です。
とんでもなく手間がかかってます。
ここまでくると、コーヒー豆っぽくなってきましたね。



この豆を、焙煎して、ミルで挽いて、ドリップする。
ワタクシ、いつもは、この「ドリップする」からです。
こうして体験すると「ドリップ」までにどれだけ大変なのか、よくわかりました・・・

完成した至極の一杯。
人生でこれを超えるコーヒーは無いでしょうね。忘れられない一杯となりました。
野瀬農園さん、貴重な経験をさせて頂き、どうもありがとうございました!
ちなみに・・・
Q:コーヒーの木1本から、何杯分のコーヒーが取れるでしょう?
A:約40杯
1本で大体400グラム。1杯10グラムと考えると40杯分。
1年かけて育て上げて、これだけ手間のかかる作業をして・・・わずか40杯分です。
そう考えると、スーパーで売っているドリップコーヒーがいかに安価であるか・・・
本当にありがたいですよね。
それと共に、コーヒーベルトの労働者の皆さんの生活はなりたっているのか?
消費者は、この価格のままコーヒーを飲み続けて良いものなのか・・・
色々考えるきっかけを頂きました。
・・・というわけで、美味しいコーヒーと少しのほろ苦さを味わった後、
3つ目の「やりたい事」に続きます
~その4に続く~
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