宇治の街歩きも、そろそろ終わり。
最後に、お土産を探します。
平等院へ続く道沿いにある「能登椽 稲房安兼(のとのじょう いなふさやすかね)」へ。

創業は享保2年…ということは1717年。
江戸時代から続く、三百年以上の老舗だそうです。

八代将軍・徳川吉宗の時代から、この場所でお団子を作っている。
そう考えると、なんともすごい話です。
今回のお土産に選んだのは、名物の「茶のだんご」。

材料は、米粉、抹茶、砂糖。
とてもシンプルです。

小さなお団子をひとついただくと、抹茶の風味がふわっと広がります。
甘さも控えめ。
そして、もうひとつ。
……もうひとつ。
気がつけば、結構食べています。
小さいお団子は、少し危険ですね…
■三百年前に思いを馳せながら
三百年以上前の人たちも、同じようにこのお団子を食べていたのでしょうか。
そう思いながらいただくと、いつものお茶菓子とは少し違って感じます。
ひょっとすると、徳川吉宗公も食べたのかもしれません。
……まあ、これは私の勝手な想像ですが。
そんなことを考えながら、茶団子をひとつ。
またひとつ。
宇治の旅の最後に、なかなかいいお土産を見つけました。
■半日のゆったりした宇治の旅
抹茶をいただいて。
かき氷を食べて。
庭の松を眺めて。
最後は、三百年続く茶団子をお土産に。
今回の宇治は、ずいぶんと抹茶を楽しみました。
でも、こうして振り返ってみると、印象に残っているのは食べたものだけではありません。
お店の佇まいや、庭の景色。
歩いた道や、そのときの空気。
そういうものが一緒になって、旅の記憶になるのだと思います。
さて。
茶団子を持って、宇治をあとにします。
また、どこかへ。


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